これまでの授業

2021年02月に始まったこれまでのナイトスクール授業を紹介します。

西本章宏(関西学院大学商学部教授)

市場創造とブランディング(22年2-3月)

マーケティングとは価値の創造と交換を設計するアートと科学の融合分野です。講義では、マーケターとしての科学的な実践知の獲得を目的として、事例や実証分析を交えながら、マーケティング(市場創造)とブランディング(意味価値の創造)の基本的な視座とその違いについて学んでいきます。
4名の講師によるオムニバス形式の講義

ESGの経済学
(22年2-3月)

落とすと落第、もはや企業の「必須科目」となったESGのオムニバス講義です。
週ごとに各分野の第一線で活躍する4名が、それぞれの専門領域について紹介いたします。

沖本竜義(オーストラリア国立大准教授)
ESG評価は企業の市場評価に影響を及ぼすか?
(2月10日)

企業のESG活動やその評価が重要視されるようになってきています。では、企業のESG評価は市場ではどのように評価されているのでしょうか?
本講義では、この疑問に対して、企業価値、資金調達コスト、株式パフォーマンスの観点から、最新の研究結果を紹介し、得られた示唆について説明します。

上野雄史(静岡県立大学教授)
非財務情報を通じてESGを考える
(2月24日)

企業は自社のESG課題を明確にして、それをステークホルダーに伝えなければなりません。
その伝える役割を果たしているのが非財務情報です。ESGに関連する情報は、統合報告書、サスティナビリティ報告書など、様々な形態で開示されており、かつ、法定開示である有価証券報告書の中にも含まれています。ここでは非財務情報の仕組みを、実際の企業の事例も取り上げながら、解説してきます。

有村俊秀(早稲田大学教授)
カーボンプライシング
(3月10日)

脱炭素社会に向けて、各国で排出量取引や炭素税等のカーボンプライシングの役割に注目が集まっています。本講義では、欧米、中韓での導入状況に加え、東京都・埼玉県の排出量取引の効果を紹介します。また、炭素税収の使い方として、炭素税の二重の配当の考え方についても議論します。また、クレジット市場活性化等、日本における制度設計について、環境省・経済産業省での議論を踏まえて紹介します。最後に、欧州で検討が進む国境炭素価格制度についても紹介します。

松浦広明(松蔭大学副学長)
人権は社会の役に立つか?
(3月24日)

個々の人権侵害被害者の救済を越えて、人権は、社会全体の資源配分に大きな影響を与えています。しかし、最近まで、人権の存在が社会全体に与える影響に関しては殆ど研究されてきませんでした。今回は、人権が実社会に置いてどのような役割を果たしているのか、また、今後、企業にどのような役割が期待されているのかを、法と経済学や分配正義論等の知見を踏まえ、国際機関の最近の動きに注目しながら、皆さんと学んで行きたいと思います。

江口 允崇(駒澤大学経済学部准教授)

マクロ経済政策とビジネス環境(21年12月-22年1月)

2013年から始まったアベノミクスは、株高や円安を引き起こす格好となり、日本のビジネス環境を大きく変化させました。また、先日発足した岸田政権のもとでどのような政策が採られるかが、国内外の投資家に注目されています。このように、政府の経済政策は、対家計のみならず、ビジネスにも多大な影響を与えます。本講義では、このような政府の経済政策がどのように我々のビジネスと繋がり、影響を与えるかに焦点をあてて解説していきます。
稲水伸行(東京大学大学院経済学研究科准教授)

クリエイティビティの経営学(21年12月-22年1月)

人材流動化やハイブリッドワークなどの働き方の変化に伴い、組織のあり方も大きく変わってきています。合わせて、生産性、さらには新たな製品・サービスを生み出す創造性(クリエイティビティ)もますます問われるようになってきています。本講義では、クリエイティビティを育む組織マネジメントについて、最近の研究成果を紹介するとともに、それらの日本企業への適用を議論します。
花薗誠(名古屋大学経済学研究科教授)

競争と協調の産業構造(21年10-11月)
価格付け・投資の意思決定・製品の差異化といった経営戦略について経済学的に論じます。取引先や顧客の特性、競争相手の思惑などを考慮して、自社価値を高めるために企業はどのような行動をとるのかを、様々な事例を用いて考えていきます。
岩澤誠一郎(名古屋商科大学ビジネススクール教授)

行動ファイナンス(21年10-11月)
投資家が株の高値掴みをしてしまうのはなぜなのでしょうか?成長株投資やIPO株投資は人気がありますが、それが失敗に終わりがちなのはなぜでしょうか?株式投資は長期投資をしていれば報われるというのは本当でしょうか?行動ファイナンスの研究を基に、こうしたことについて議論します。
山口真一(国際大学准教授)博士(慶大)

計量経済学を専攻。「あさイチ」「クローズアップ現代+」をはじめメディアにも多数出演。主著に『なぜ、それは儲かるのか』、『ネット炎上の研究』など。

高度情報化社会の新しいビジネス戦略―FSP-Dモデル
近年における社会の高度情報化に伴うビジネス環境の破壊的変化を紐解きます。そのうえで、情報社会において持続的に発展できるビジネスモデル―FSP-Dモデル(〈フリー+ソーシャル+価格差別〉×〈データ〉モデル)―を学び、実際のビジネスで活用する方法を考えます。
坂井豊貴(慶大教授、EDI Co-founder)Ph.D. Rochester

投票制度、取引制度、価値尺度などの設計で多くの国際業績を上げた後、実務に注力。主著に『多数決を疑う』『決め方の経済学』など。

集団的決定と会議の経済学
人間の集団は人間ではありません。人工物という意味では機械に近い。あたかも生物であるかのように動く設計が重要です。そのような設計はどうすればよいか。意思決定を行う会議の最適な構成とはいかなるものか。学知を総動員して考えていきます。

安井翔太(サイバーエージェント AI Lab Economic Research Scientist)

効果検証と因果推論入門(21年6-7月)
効果をデータから正しく検証する技術である因果推論の入門的な内容を解説するとともに、ビジネスでの応用やその限界についての解説します。
上野雄史(静岡県立大学経営情報学部・経営情報イノベーション研究科教授)

財務会計とコーポレートファイナンス(21年6-7月)
企業の価値を推定するファンダメンタル分析の基本を学びます。カギとなるのは財務会計とコーポレートファイナンス。財務会計で初歩的なコーポレートファイナンスの知識を体得。ケーススタディでファンダメンタル分析の基本を体得しましょう。
安田洋祐(大阪大学准教授、EDI Co-founder)

戦略とゲーム理論(21年4-5月)
ライバル企業は機械ではありません。考えながら行動している相手の意図をどう読み、望ましい戦略を導くか。ビジネス競争の本質=戦略的な駆け引きを分析する、ゲーム理論の考え方・使い方をゼロから学びます。
山根承子(株式会社パパラカ研究所 代表取締役)

行動経済学(21年4-5月)
「損して得取れ」とよく言いますが、これを実行するのはなかなか難しいことです。なぜ難しいのでしょうか? 行動経済学の本に必ず登場する「プロスペクト理論」を中心に、私たちの損得判断にまつわるメカニズムを理解していきます。
坂井豊貴(慶大教授、EDI Co-founder)

プライシング(21年2-3月)
価格をいくらに設定するか。価格は、フレキシブルに変えやすく、利益への影響が大きい、経営上の特別の操作変数です。しかしこれほど難しいものはない。広く使える原理原則、事例および統計手法を学びます。
星野崇宏(慶大教授、EDI Co-founder)

顧客関係管理と利益化(21年2-3月)
「顧客を大事に」しても利益を得られなければビジネスでは失格です。経済学に基づく顧客関係管理、つまり「どの顧客からどの程度利益を得られるか」の理解のもとに「販促費をどの顧客にどの程度配分するか」を決定しReturn on Investment(ROI)を最大化する技術を学びます。

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