学知と実践から読み解く現代プライシング戦略(星野崇宏)

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学知と実践から読み解く現代プライシング戦略(星野崇宏)

【講師紹介】
慶應義塾大学経済学部 教授 。学位:東京大学博士・名古屋大学博士。
統計学・行動経済学・マーケティングの専門家であり、国内トップレベルのデータサイエンティストとして活躍。これまで、統計学・計量経済学・心理学の基礎研究と、マーケティング・脳科学・公衆衛生など、様々な分野への応用研究に注力。
理化学研究所AIPセンター 経済経営情報融合分析チームリーダーを兼任。
サイバーエージェント技術顧問、マネーフォワード技術顧問、ヤフー研究所技術顧問など多数の企業に顧問として専門知識を提供。

講師コメント】
価格設定は企業の収益に直結する重要な戦略要素でありながら、直感や慣習に頼った意思決定が多い領域です。本講義では、最新の研究成果と実務の視点を融合し、現代における効果的なプライシング戦略を学びます。第1回はBtoC領域におけるインフレ下の価格改定を、豊富な先行研究とともに考察します。第2回は近年注目されるBtoBプライシングに焦点を当て、実務と研究の接点を探ります。

【キーワード】
価格戦略・BtoC・BtoB

【分野】
マーケティングサイエンス

第1回「コストプッシュインフレ下でのBtoCプライシング」
7月10日(木) 21時00分開始
近年の原材料および人件費の高騰は一時的ではなく構造的であり、今後とも企業は定期的な価格改定を行う必要に迫られると思われます。実は、何をいつ、どの程度値上げするべきか、またはボリュームの変更や質の変更とどちらの方が売上に影響を与えるのか、自社の値上げが競合の売上をどの程度増やすのか、などといったBtoCプライシングの様々な要素については膨大な先行研究が存在します。今回は身近なプライシングの学知について、是非皆さんからの質問にも答えたいと思います。

第2回「サイエンスとしてのBtoBプライシング」
7月24日(木) 21時00分開始
BtoBでの価格戦略を経験や勘で行っていないでしょうか?実は研究者にとって、BtoBプライシング研究はデータ提供などの障壁が高いからこそ燃えるテーマ。近年研究が大変増えており、常識的な想像の範囲を超えた様々な興味深い知見が得られています。今回の講義では営業施策にも関連するBtoBプライシングの学知をお届けします。