サステナビリティ、ESG開示のコスト&ベネフィット(上野雄史)
サステナビリティ、ESG開示のコスト&ベネフィット:統一と強制化がもたらす影響を読み解く(上野雄史)
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【運営からのコメント】 地球の気温は産業革命前に比べて約1℃以上も上昇し、パリ協定のような国際的な気候変動防止への枠組みの重要性も増しています。こういった世界的なトレンドの中で、企業のサステナビリティやESG情報の開示について今どのようになっているのか、講義ではこの点について解説します。
【講師紹介】
静岡県立大学経営情報学部教授。学位:関西学院大学博士
専門は財務会計、経営分析。年金、保険のリスクのトライアングル関係を、会計学の視点で研究を進める。2011年日本年金学会創立30周年記念賞佳作、2012年生命保険文化センター優秀論文賞、2017年日本リスク研究学会大会優秀発表賞を受賞。
【講師コメント】
上場企業においてESGはもはや必修科目となりました。プライム市場において、サステナビリティ関連のディスクロージャー(開示)が求められるようになり、企業はその対応に大わらわです。
さて、開示が進んでいるサステナビリティ、ESG関連情報ですが、企業、投資家、その他の利害関係者(製品・サービス提供を受けている消費者など)の中には「本当にメリットがあるのか?」と思っている人も少なくないのではないでしょうか。
ESGが必修科目になったからこそ、自社のディスクロージャー戦略を確立し、したたかに行動し、開示することが求められています。また情報利用者も企業の思惑を読み取り、それを意思決定に活かしていかなければなりません。今回は、そんなサステナビリティ、ESG開示の『リアル』について、これまでの研究で分かってきたことを交えながらお話します。
【レベル】
初級~中級
【キーワード】
TCFD・ガバナンス・情報開示・国際会計基準
【分野】
ESG・会計学
【この講義で目指すこと】
・種々のサステナビリティ開示基準の把握
・ESGのコストとベネフィットの理解
・国際的なESGの潮流を見極める視座の涵養
【お薦め】
・企業の会計担当者
・経営判断としてESGやサステナビリティを扱う幹部層
・気候変動の問題に取り組むアントレプレナー
第1回 「サステナビリティ、ESG開示の最前線:ソフトローとハードローを交えながら進む統一と強制化」
第2回 「サステナビリティ、ESG開示のリアル:ベネフィット&コストを読み解く」