都市×データの経済学(中島賢太郎)
【講師紹介】一橋大学イノベーション研究センター教授、経営管理研究科教授2003年東京大学経済学部卒業。2008年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了(博士(経済学))。東北大学大学院経済学研究科地域経済金融論寄附講座(七十七)准教授、一橋大学経済研究所経済制度研究センター准教授、東北大学大学院経済学研究科准教授、一橋大学イノベーション研究センター准教授を経て、2023年より一橋大学イノベーション研究センター教授、経営管理研究科教授。衛星画像データやスマートフォンGPSデータ、歴史データなど幅広いデータを用いた空間経済学の実証研究を行っている。
【講師コメント】都市経済学とは、都市の中の経済活動のあり方や、そもそもなぜ経済活動は特定の地域に集中し、都市を形成するのかについて解明する学問です。特に近年は、スマートフォンGPSデータや衛星画像データ、あるいは地図アプリなど、経済活動について非常に細かい地理的粒度で把握できる先進的なデータの利活用が進んでおり、経済学の中でも特に発展著しい分野となっています。この講義では、都市経済学の理論、および新しいデータを用いたデータ分析による最新の研究成果について共有し、都市経済学のビジネス活用についてのヒントを得ることを目的とします。
【キーワード】新規出店・人流データ
【分野】都市経済学・データ分析
第1回「なぜビジネスにおいて都市が重要なのか」11月7日(木) 21時00分開始なぜ経済活動は集まり、都市を形成するのでしょうか? そして、都市内の企業や人々の行動はどのようにして都市の形を決定づけるのでしょうか? その鍵となるのは「集積の経済」と呼ばれる力です。あらゆる経済活動の背後には、必ず人々の交流があります。そして、その多くの交流は物理的距離によって制約されています。これこそが、経済活動を都市へと集中させる原動力となっています。本講義では、この「集積の経済」に焦点を当て、都市経済学の基本的な考え方について紹介していきます。
第2回「先進データで都市のビジネスを把握する」11月21日(木) 21時00分開始現在の都市経済学においては、先進的なデータの活用が一つの潮流となっています。例えば、スマートフォンのGPSデータを用いて都市内の人々の移動を把握したり、衛星画像データを利用して地域の経済状況を把握したりと、新しいデータはこれまで観測が困難だった都市の経済活動に関する貴重な情報を提供してくれます。本講義では、私自身の研究を交えながら、近年の都市経済学における先進的データの活用事例について紹介します。
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