実践するプライシング(加藤諒)
実践するプライシング(加藤諒)
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【運営からのコメント】 プライシングの基本的な概念である、価格弾力性、顕示選考法と表明選考法などの解説と、ダイナミックプライシングやセグメンテーション、コンジョイント分析などの具体的な手法についての手ほどきで、イチから価格決定について学べる講義です。
【講師紹介】
一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科准教授。
神戸大学経済経営研究所准教授(クロスアポイントメント)。
博士(経済学)慶應義塾大学(2019年3月)。
専門は、マーケティング・サイエンス、ベイズ統計学、実証会計学。
主な論文に、“The impact of competitors store flyer advertisement on EDLP/HiLo chain performance in highly competitive retail market: GPS information and POS data approach in Japan,” Journal of Advertisingなど。
【講師コメント】
製品やサービスの価格をいくらに設定するか、というプライシングは、企業の売上、ひいては利益に直結します。そして価格は、他の要素と比較して自社で変更しやすい利潤に大きな影響を及ぼす変数でもあります。
この講義では、前半部でプライシングの方法としてマーケティング論的ないくつかのアプローチについて説明を行い、後半部ではそれを裏付けるためのデータに基づく実践的なプライシングについて説明を行います。
【レベル】
初級
【キーワード】
リサーチ・データ分析・プライシング・マーケティング
【分野】
経済学・マーケティング
【この講義で目指すこと】
・プライシングの基本的な概念の把握
・ダイナミックプライシングやセグメンテーションの理解
・コンジョイント分析の理解
【お薦め】
・価格設定に携わる方
・販売促進を担当している方
・経営企画など事業戦略立案等の担当者
第1回「プライシングの基礎」
4月11日(木) 21時00分開始
第1回は、プライシングの基礎としてマーケティングの理論で紹介されている、異なる3つのアプローチによるプライシングの方法について説明します。また、消費者で価格弾力性が異なるときに行う価格差別の方法として、時間の経過とともに価格を変動させるダイナミックプライシングや、消費者セグメンテーションによるプライシングについても説明を行います。
第2回「プライシングの実践」
4月25日(木) 21時00分開始
第2回は、プライシングの実践として、データに基づく価格の決定方法について説明を行います。消費者の価格に対する感度を測定する方法として顕示選好法と表明選好法があり、それぞれ必要なデータや解析方法が異なります。
この講義では、これらの方法に対応するアプローチとして、統計モデルに基づく方法、Price Sensitivity Meterに基づく方法、コンジョイント分析による方法、オークション理論に基づく方法などについて説明を行います。