データで読む日本経済(宮本弘暁)

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【運営からのコメント】
データから現在の日本経済とこれからの動向がわかっています。日本経済が成長していない要因は何か。その要因は多くの一般企業が抱える共通問題でもあります。感覚ではなくデータから、現状を捉える力を養います。

【講師紹介】
東京都立大学経済経営学部教授。学位:米ウィスコンシン大学経済学博士( Ph.D. in Economics)。
専門は、労働経済学、マクロ経済学、日本経済論。
職歴として、国際通貨基金( IMF )エコノミスト、東京大学特任准教授などがある。
主な著書に『労働経済学』(新世社)がある。日本経済、特に労働市場に関する意見はWall Street Journal、Bloomberg、日本経済新聞等の国内外のメディアでも紹介されている。 

【講師コメント】
「日本経済は凋落傾向にある」、「世界経済の中で日本の存在感が低下している」と言われています。
この先、日本経済はどうなるのでしょうか?
また、そもそも日本経済が抱える問題とは何なのでしょうか?
本講義では、統計データに基づきながら日本経済を皆さんと一緒に俯瞰したいと考えています。

【レベル】
入門〜初級

【キーワード】
経営者・管理職・マネジメント・金融

【分野】
マクロ経済学・日本経済論

【この講義で目指すこと】
・生産性を高める要素の理解
・日本経済の現状の正しい理解
・これからの日本経済の把握

【お薦め】
・企業成長につながる要因を知りたい経営層
・人口減に対応する必要がある行政の方
・経済環境の変化に対応しなければならない若手

第1回「世界で一人負け―日本の低賃金」
日本とアメリカの金利差が拡大し、円安に歯止めがかかりません。為替レートは日本経済行き詰まりの「原因」ではなく「結果」です。日本は失業率が低いですが、給料水準の低迷も続いているのが現状です。
低い労働生産性、非正規雇用だよりの労働市場といった日本の現状をデータで読み解き、原因を解説します。また、日本経済が陥っている閉塞状況から脱却する道を考察します。

第2回「メガトレンドの変化と雇用の未来」
少子高齢化と人口減少で、日本の雇用は変わらざるを得ません。「人生100年時代」の到来は、職業人生が長くなるということであり、「人生100年時代」の労働市場へと変貌が求められています。
テクノロジーが進歩すると多かれ少なかれ、古い仕事が無くなり、新しい仕事が出てきます。また、脱炭素化や産業構造の変化も、雇用の状況を変えていきます。そのような未来に対応するために、雇用がどうあるべきか解説します。

第3回「日本の財政を考える」
国としての借金、つまり国債残高は日本において増え続け、新型コロナはその傾向を加速させました。このまま債務が膨らみ続けると、財政危機に陥るとの懸念もあります。国の借金が自国通貨で賄われているならば問題ないとする、いわゆるMMTも注目を集めていますが、その理論には疑念が残ります。このような日本の財政に関わる話題を、データを用いて詳しく解説します。
また、日本の財政再建はどのようになされるべきかについても考察します。

第4回「日本経済再生のために」
この講義では、日本の教育の現状をデータで読み解き、新しい教育のあり方を展望します。日本経済の再生と切っても切り離せないのが教育です。日本では時代遅れの教育スタイルが続いていますが、長寿化により職業人生が長くなることを見据えた学びのあり方が今、求められています。
また、日本経済再生につながる取り組みの具体例として、農業と他の産業を掛け合わせる、いわゆる「社会農業」の将来性についても解説します。